3月19日、「TFT Into the Arcane Tactician's Crown」に出場した、たろう選手に取材を行いました。
世界大会での戦い方や自身の課題点などの話を聞きました。
以下は質問内容になります。
世界大会お疲れ様でした。 今大会は11位という結果で敗退となりましたが、今回の結果をどう受け止めていますか。
たろう:実力以下の結果。緊張からミスをしすぎてしまった。 不運はあったが、それを加味しても決勝には残ることができたはず。100試合プレイできたら全体で5位から8位程度には収まるくらいには上手かったと思うので悔しいです。
今回の世界大会で世界の強豪プレイヤーと対戦されましたが、たろうさんの中で「ここは課題だった」と思う点はありますか?
たろう:その日の1試合目の弱さ、今シーズンの大会を通じて3位以上を取ったことがない気がする。 あとは体力、最終盤の集中力切れ。緊張により睡眠状態の悪化とミスの増加。
一番印象に残っている試合はありますか? その理由も教えてください。
たろう:真面目に話せばゲーム2のバグにより1位のゲームが6位になったゲーム、点数的にもメンタル的にもダメージが大きかった。 24位カットオフ直後の最下位のタイミングで、1位予告をしてケミ長者をプレイして1位を取ったゲーム8 厳しい状況からの起死回生の1試合だったことと、覚悟を決めて賭けに出て勝ったため。
特に警戒していた選手はいましたか? その選手に対する対策などあれば教えてください。
たろう:強いと思っている選手はかなり多かったので、特定の人への対策を考えたことはないですし、ゲームの性質上あまり対策のしようもないです。 上手い人は完璧なオールラウンダーばかりなので自分も完璧なオールラウンダーになって真っ向勝負する以外にはないと思います。
他の地域の選手と日本の選手で、プレイスタイルに違いを感じましたか?
たろう:プレイスタイルという言葉が上位帯の選手にはあまり適切ではないかもしれません。 与えられた条件の中で最適な答えを選ぶゲームであり、3分考えさせたら最上位プレイヤーの答えはほぼ一致するからです。 もちろん実際には10秒から30秒しか与えられないのでミスもするわけですがTFTには突き詰めれば正解がありその正解との乖離が少なければ少ないほど強いプレイヤーとなります。 本当に上手いプレイヤーは何でも、どんなプレイもその時の状況に応じて選ぶことができます。 プレイスタイルに違いが生まれてしまうとすると、それはシンプルにプレイの幅が狭いだけだと思います。
今回の大会で使用した構成の中で、一番自信があったものはありますか?
たろう:どの構成も十分に準備してきていたので全部自信がありましたが、ケミ長者は積極的に練習してきていたので特に自信がありました。 あとはスクラップとファミリーもかなりプレイしたので練度は参加者の中でもかなり高かったと思います。
最後に、次回の大会や今後の競技シーンでの目標を教えてください。
また、大会を視聴されたファンの皆様へメッセージをお願いします。
たろう:目標はまだ達成できていない二大目標である世界大会優勝とEWC優勝 くらいでしょうか、言うは易し行うは難しですが。 ファンの方へ 今季の大会を通じて点数的にもメンタル的にも厳しく、普通の人なら諦めてしまうような状況が幾度となく訪れましたが、そんなときに応援が支えとなって、ぼく一人の気力以上の力を出せたと思います。 とくにきつい試合の合間に届くタイムリーな応援リプが一番ありがたかったです。 今後も応援よろしくお願いします!
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